不在時、在席時

管理者は、常時オフィスに在席しているべきでしょうか?
お仕事なので、在席していつもシステムに寄り添い「見張り」「見守り」しなければならないとしたら、コンピュータ・システムに仕える役割でよいのでしょうか?

在宅ワークのシフト日に持ち帰ったリモートワーク用PCで、システム・アカウントにログイン、ほぼふだん通りの仕事が可能です。

モバイル端末からでも、WEBシステムにログインしてアクセス可能です。モバイル端末といえば、何処からでもWEBミーティングに参加できるイメージがありますが、連絡やサポートばかりでなく、リモートで現況が、作業進捗やシステム更新を「見れる」というだけで、自信を持って、確実な対応が可能です。外出時に電話を受けて、通話で聞いた話からとりあえずの状況を想定する場合は「あとで」になりがちです。最低限の仕事かもしれませんが、リアルタイムでそれほど支障がないかもしれません。

不在時に、感覚的になにか嫌な予感がするとか、トラブルの気配があったりします。慌てて帰ることはないと思いますが、オフィスに不在でも、モバイル・リモートワークで、出勤して在席中と同様の業務が可能かもしれません。モバイル画面で、WEBサーバの設定を1タップでON/OFF切替え、応急対応できたりします。 出勤して在席時には、周囲に数多くのユーザがいますので、人を見ている方が多いものですが、リモートワークでは、在席時に日頃から頼りにしている人達が実際周囲にいなくても、通信接続と端末の充電管理さえ備えておけば、業務対応については万全だと思います。

担当者が不在の時になにか起こってしまうという事は、ありがちです。システム全般、ネットワークを熟知している人が在席しているだけで、それほど大事に至らないものです。些細なトラブルが繰返したびたび発生するものの、小さい問題ならば、手作業で対応していて構わないと思います。トラブルなど二度と起こらないように完璧に修繕するというほどでもない状況でフィードバックしていたとすると、作りなおすとすれば、次回のシステム移行・バージョンアップの機会に、フィードバックの内容を活かし、システムを丸ごと作りなおしをしてもらえる様に備えます。

モバイル画面からリモート対応で、システム復旧とか、システム全体に影響を及ぼす支援を施すとか、もしもの場合に備えるべき、という考え方もあると思います。可能な限り、すぐに対応してくれるような連絡先を調べておくことが肝心だと思います。モバイル端末は通信用アイテムですから、連絡がとれる事がなにより、モバイルの強みです。リモート対応で、システムサポートが必要な場合、連絡を中継する役割になると思います。

連絡先のサポート・デスクの対応にしても、リモート対応になります。

つまり、次回シフト日に出勤して、システム専用の通信回線に接続された管理者のPC端末から、役割の管理者権限アカウントでPCログインした際に、確認が必要です。自身の端末から使えるシステムの状態や、管理を担当しているシステム全体のコンディションを点検するまでは、対応が完了しているとは言えません。リモート支援で大概の問題が解決していたとしても、管理者が担当の端末にログインするまで、ネットワークは応急処置の状態のままかもしれません。