職員食堂で魚定食、骨がある魚で、ふと、フィッシュボーン図と呼ばれる[特性要因図]を思い出しました。業務改善の手法に用いる図式です。
[特性(結果)]がどのようにもたらされているか、[特性]からさかのぼってして、特性に対する[要因]を書き出し 図式化して 分析、 原因究明、 問題解決、業務改善を試みるための業務ツールです。
魚の骨の形をモチーフにしているので、 特性要因図は[フィッシュボーン図]あるいは[フィッシュボーン・チャート]と呼ばれます。原因を究明したい特性(背骨)、要因の要素(大骨)、大骨に関連する小さな要因(小骨)さらに小骨に関連する細かい要因(孫骨)と、細分化して書き出して作成していきます。
箇条書きするのではなく、吹き出しメッセージを並べるでもなく、仕事の不満や愚痴など各要因に関連付けて、こまごまと書き込んで、骨組みする形状です。
フィッシュボーン図は、EXCELなど数多くのテンプレートがあります。特性や要因等の内容が書き込まれているサンプルに手を加え、編集して活用できるようなテンプレートもあります。
ホワイトボードにテーマや大骨の部分をセッティングして、各自付箋に書いて小骨の要因を、ボードに貼り付けていく、などという要領で行う方法もあるかもしれません。付箋の場合、手書きになりますが、絵馬とか護摩札、七夕の短冊のようにお願い事を書く機会とは異なりますが、仕事上の些細な悩みやストレス等から解放されたり、問題解決のきっかけになればと思います。