管理アプリ その2お財布管理編

「スマート・ペイ」アプリ、もう利用していますか?
利用したことがあるでしょうか?

最近出掛けたイベント会場の受付で「入場料の支払いは、キャッシュレス決済のみです」と言われがことがありました。現金払いでは入場者の情報取得が不可能ですが、キャッシュレス決済は個人情報が登録済みのモバイルやICカードで、支払い時に本人確認ができるため、入場者リサーチを兼ねた企画なのかもしれません。また今年度、定期健診を受診したクリニックの受付では「感染対策のためキャッシュレス決済を推奨しています」と書かれていて、支払い対応ICカード・ロゴ一覧が掲示されていました。そもそも現在の勤務先では社員食堂の支払いが交通系ICのみです。現金チャージ機は付近にあるのですが、無人キャッシャーなので、ICカードを忘れるとちょっと大変です。休憩時間はPASMOやSUICA等の交通系ICカードを持ち歩くのが当たり前の事で、もう習慣的にしっかり身についています。キャッシュレス決済は、買い物のときに手持ちのICカードに現金チャージして支払いするのが定番かもしれませんが、登録済みクレジットカードやデビット決済で随時チャージできたり、あるいは残高が一定金額を下回る時に自動的にチャージされるオートチャージ設定ができたりします。

スマートフォン・アプリに金額チャージして支払う「スマート・ペイ」は、カードが何枚もたくさん入った財布を持ち歩かなくても、 スマホ1台持っていれば買い物できます。スマート・ペイアプリを設定したスマホは、財布に釣銭の小銭が貯まる金額以上に、ショッピング・ポイント貯まったり、クーポンが発行されていたりします。また、お店によっては購入履歴がアプリに表示されます。

ショッピング・カードの場合は、WEBのメンバー登録ページで利用履歴が閲覧できると思います。交通系ICの場合は、駅の切符売り場で、利用履歴を表示、印字することができますが、手持ちのスマホ機種にICカード読み取り機能が備わっていれば、ICカードリーダー・アプリをインストールすることで、スマホ画面で各ICカードの残高や利用履歴一覧を見ることができます。銀行口座なども通帳あり・なしに関わらず、WEBサイトのマイページで口座情報を登録しておくと、スマホアプリで残高照会、振込み等の手続きができるので便利だと思います。

ただし、世の中のすべてのICカードリーダーが現状、スマート・ペイ対応になっていません。 自動販売機や駅売店のICカードリーダーで、モバイル対応になっていない事が、わりとあります。スマホをかざしても無音で何の反応もありません。キャッシュレス決済対応なしで現金のみ、というお店があるように、スマホ・アプリと別にICカードを持っていなければ決済できない場所がある、ということになります。東京都内では大手スーパーやコンビニ店、全国チェーン店舗などはほぼスマート・ペイ対応OKで、ショッピング・アプリのパンフレットが置かれていたりします。

スマート・ペイは、利用履歴一覧が直接表示されるアプリであれば便利ですが、機種やアプリによっては、別途お財布アプリ (小遣い帳アプリ)(家計簿アプリ)のインストールが必要になるかもしれません。利用履歴は、買い物の都度使った金額より、「残高」を気にすると思いますが、実際に使っている金額は「チャージ金額」ではないかと思います。[チャージ金額 ー 残高=支出金額]でよいならば、利用履歴一覧は[支出金額明細]になります。アプリ明細は、買い物レジで受取る「レシート」と照合すれば、いつ何を買ったのかを思い出せるし、小遣い帳や家計簿のデータにすることができると思いますが、アプリに利用履歴一覧が表示されるし、お財布を持たないならレシート不要かもしれません。

逆に、レシートはとっておかなければ、という場合もあると思います。

スマホのカメラでレシート・スキャン機能が使えるアプリがあるみたいですが、
いまだに完璧なアプリとは言えないようです。 買い物レシートをスマホカメラで撮影すると、レシートの金額表示を読み取って自動入力してくれる機能があることはあるのですが、スキャンした明細が文字化けしていたり、読み取れない部分は未入力、買い物したお店の名前(電話番号で検索)が適当に出たり出て来なかったりします。一部自動入力された部分を手掛かりにして、修正しなければなりません。結局、レシートの内容を手入力することで収支表や家計簿を作成します。