知らないよりマシの(仮)情報

情報系をなにか勉強したいと考えるなら、WEBページ検索やChatAI、専門の本やマガジン、セミナー受講、資格・検定試験対策 など等 が定番かもしれませんが、PCやモバイルの取扱説明書、オンラインマニュアル、アプリのヘルプ・メニューやFAQなど熟読熟知、丸暗記することでも、なにかと役に立ちます。

まずは、用語の読み方、読める、言える知識が必要です。

本を読むなら、序章、1章、2章、、とページをめくって読み進めていくと思いますが、本で学習するには、WEBでハイパーリンクをクリックして知りたい部分から逆引きして、目次でページを見て開くのも方法だと思います。また巻末の索引に目を通し、用語を順番に調べる、簡単に説明してみる等、学ぶ方法はいろいろです。
もしかすると、これから資格・検定受験を目標にする人もいると思います。試験対策の情報は、WEB検索で過去問題や模擬問題が得られるかもしれません。試験問題を解いて実力だめししてみるだけでも自信になります。過去問攻略なら中古本で充分だし、書店で立ち読みで試験クリアという強者もいるらしい、激安です。

「情報処理技術者試験」は国家資格ですが、自動車運転免許のように受験して免許が取れるとか、免許がなければ運転(運用)できない、というわけではありません。情報処理技術者試験は年数回、試験日が決まっていますが、ベンダー系試験などは日程や会場によりますが、随時開催されています。オンラインで申込み、PCスクール等会場によって受験料が異なるかもしれません。のパソコン画面で試験が完結、試験当日、受験直後に合否判定が出ます。

「一発合格」と呼ばれる受験方法があると聞きます。受験1回で試験に合格するというのが一発合格の定義だと思いますが、つまり、受験料が1回分で済んでいます。
しかし、1回の受験で合格するために、仕事の合間に受験対策セミナーに通ったり、高額な教材を購入していたり、あるいは長い期間受験勉強にこだわって受験を先延ばしにしていて、確実に合格できる自信がついたタイミングで受験しているなどでは「一発」という表現の説得力が失せてしまう感じがします。

それで、もうちょっと説得力のある「一発合格」の考え方で、別解釈として、費用や時間をかけずに合格を目指す手段、たとえば、自動車運転免許を取る際に、教習所に入所せずに「自動車試験場」に直接申込みして実技試験を受ける人達がいますが、試験場だけで「一発」を目指します。教習料も支払わず、初めての試験で、本番1回だけで免許がとれる確率は稀かもしれないのですが、1回でなくても、なんらかの運転練習経験を発揮して、試技数回分の受験料を払うだけで免許取得するのが「一発合格」、教習所に通う費用や時間を大幅に節約することができます。最近はマイナンバーカードが公的証明書として通用していますが、以前は運転免許証が写真付き身分証の代表格でしたので、自信があれば家族や知人の個人教習で、試験場一発をやっていた連中がいたものでした。
同様に、資格スクールの試験対策セミナー(各ベンダー系試験対策の教習所)等に学費を払わず、独学で受験料のみ。1回の受験で「一発」、というわけにはなかなかいかなくても、何回か受験会場で直接本番試験に慣れて、模擬試験経験もなく、数回分の受験料だけで「一発合格」が晴れて実現するというわけです。

ベンダー系試験対策セミナーは約1ヶ月通学で、受講料おおむね24万円、民間の試験ですから、受験料や受講料をそこそこ納めることで合格率が補償されるのではないかと噂を聞いたこともありますが、事実かどうか定かではありません。本番試験は模範解答が公開されず、数回の試験で繰返し同じ問題を見たことはあっても、正解が解らない、模擬試験のような合格見込みがわかりません。勉強を続けていれば正解率が上がっていくと思います。

国家資格試験もベンダー系試験も、合格者は主催の組織に登録されるはずですが、合格に到らなくても受験履歴が残ります。受験レベルのスキルがあるということは、なんらかのオファーがあるかもしれません。資格取得のために勉強したことは決して無駄ではないと思います。

ところで、資格・検定試験には種類がありますが、どの試験を選ぶかでその先の専門が決まってしまうと思います。

国家資格ですから、受験資格は学歴や年齢等の制限がなければ、たくさん勉強している証明するべく、複数の試験を次々に受験すると、
(試験)AND <試験>
あるいは
(試験) OR <試験>

(試験)AND <試験> AND [試験] または、
(試験)AND <試験> OR [試験] や、(試験)OR <試験> AND [試験] 
などと、そういう仕事の募集が受験した年度に果たしてあるのかどうか、巡り合わせの確率可能性が課題になるかもしれません。 
公的な資格試験は、頑張った結果が合格で、自慢したくなるかもしれませんが、必ずしも高収入に結びつくとは限りません。

また、事務系の資格試験や語学検定などで、1級2級3級などグレードがある場合があります。
3級合格したところで、気を良くして、次回は2級、合格したら1級を目指し資格を極めたい、などと考えるかもしれませんが、まずは3級で、専門用語を理解していて、公的な試験勉強していることで信用となって仕事に繋がると思います。
2級、1級とグレードが上がるほど専門的になると思いますが、1級レベルまで勉強しておかなければ自信が持てず仕事に就けないとなると、人生に迷って困ってしまうかもしれません。目指す仕事に見合ったグレードまで実力を上げていく必要があると思いますが、毎年毎試験でレベルアップするのも大変です。また、1級だけというのはあまり聞いたことがありません。

社会人人生はこの先まだまだずっと長いので、
1×1年目(1年目)に3級、3級レベルの仕事を経験しながら2級の受験勉強、
2×2年目(4年目)に2級、2級レベルの仕事を経験しながら1級の受験勉強、
3×3年目(9年目)に1級、1級レベルの仕事を経験しながらさらに上位の受験勉強 など

3級の仕事、2級の仕事、1級の仕事、同じ資格ですので同じ仕事場で、各級それぞれポジションが異なるのではないかと思いますが、実際の待遇については上位になるほど高給かどうか不明です。1級や2級を勉強して資格を取った人でも、当然3級レベルの仕事を満たしていなければ社会で通用しないかもしれません。

仕事するより、資格試験の受験勉強の方が楽しいという人は、羨ましいのですが、資格スクール等で働くと一生楽しく、向いているかもしれません。

自分で勉強して資格が取れたのなら、仕事で改めて学ぶ必要がありません。