商用をやりたい場合

当ブログは個人的な配信です。 ですが、「商用」について触れたことで、商用に関して追記しておきたいと思います。

どう言えばいいだろう..
ブログにポストしたことで、うまく伝わるでしょうか。

商用にする、つまりオリジナルのコンテンツを売り物にする、コンテンツ類を商品にするということになりますが、商用になると、適当な自作が通用しなくなることがあるかもしれません。
「新規作成」で真白な画面を開いてなにかを作ることは、開発している状態になってしまいます。だからといって、注文に応じて、自分の過去の作品を加工して、多少売れ線を意識して商用に作り変えたと思ったとしても、長い期間チャンスを待つばかりかもしれません。自作とは、自己PR用のコンテンツという限りで、今の時点でなにが出来るか、公開できる作品をどのくらい持っているか、アピールする機会で、自作ギャラリーやパンフレットは、サンプル集になるかと思います。 自作ギャラリーの中からお客様に選んでもらった作品を、お客様から注文依頼を受けたイメージで、さらに編集・加工する心掛けは大切です。また、イベントや個展を主催して会場で自作コンテンツ販売、行商とか露天商、委託販売やバザー出品など考える、 単発でも一発でもオリジナルが「売れた」としたら。それも生きがいにつながるかもしれません。

「商用」をやりたい場合は、すでに売れているイメージから、取込みするようにします。お気に入りのイメージを選んだら、それを素材に使って作業します。

著名なイメージを使うと盗作がバレるかもしれません。盗作しなければならない、という意味ではありませんが、すでに商用で通用しているコンテンツ(商品)を模倣する、引用・借用する、お手本にして、自分自身が商用にしようと思うコンテンツに作り変える作業をする方が、商用として通用する可能性があります。

動画を作成していて、映画好きの人は「アカデミー賞」に興味があると思いますが、過去のアカデミー賞受賞作を熟知していなければ、アカデミー賞にエントリーされる作品を作ることができません。過去の受賞作品をお手本にして、お気に入りのシーンを引用、借用して、自分の作品テーマに取り込みします。

宣伝を担当する営業やプロモータ連中が、口癖のように言っている事があります。

「だれに似てる?」
「その人、売れてる?」

「この作品は、どこからネタをとっている?」
「それなら、知っているから、売れるかもしれない」

などなど。営業担当や宣伝担当の人達は、技術的な話やプロの優れた技能について、あまり理解していないかもしれません。ですが、商用で、すでに世の中に出回って流行っている物に似ているというなら、 よく覚えていてくれるし、安心してお仕事を引き受けてもらえるらしいです。

リスペクトされたお気に入りで、素材に使わせていただく方について、敬愛をこめた説明ができるし、宣伝できるというのも、お仕事のうちかもしれません。

商用で載るというのは、商品化されたモノの制作メンバーに加わることで、その商品のシリアル番号(商品番号)を確認されたり、その商品のどの部分に携わったか、職歴を訊ねられたりするそうです。

自分自身は過去に、依頼されて制作した某自作コンテンツが売れた、という経験がありました。在宅で手持ちの道具でデモ制作をしたので、商用などとあまり意識していなかったのですが、数種類ある課題(テーマ:オフィス、公園、駅前、昔の時代など)のうち、2つのテーマについて、どちらが良いかお客様に選んでもらえるようにAパターンとBパターンの2種類コンテンツを準備していました。納品時には、貸与デジタル機器でデータ変換など作業をしました。結局A,Bどちらも気に入って頂けたので、単価で上乗せされ報酬を戴きました。
まだ パソコンを持っていなかった頃の話ですが、 ECOを学ぶゲームのストーリーで、パソコンソフトのデモ版用コンテンツを作ってしてしまいました。ちなみにこの場合の著作権は、依頼元のお客様側になります。
それで、のちにPCを学ぶきっかけとなりましたが、それ以降、コンテンツ制作は本業になっていません。