口座を作成するまでは無料です。 株アプリ画面を操作するには、入金しなければなりません。アプリ操作を試すなら、銘柄チャートをお気に入り登録して眺めるなどできますが、WEBで株価チャート等をの無料で閲覧できると思います。
アプリをインスト―スしたら、早速いろいろ試してみたいところですが、随時チャートが動いているので動画編集に例えるとか、表やグラフが出ているからEXCELみたいなものだとか、各メニュー・ボタンを押して操作してみることもできると思いますが、動画アプリやエクセルなどとはちょっと勝手がちがいます。WEBウォレットに登録したショッピング・アプリの機能に似ているのではないかと思います。ですから、こういう機会にEXCELの財務関数を学んでみたところで、ローン返済シュミレーションなど直接関係ない数式を試すことになるし意味がありません。(最近Excelの数式メニューにPython in Excelボタンが追加されているようです)。ブラウザに、開発者モードや様々なセキュリティ設定カスタマイズが組み込まれていて通常は操作しないメニューがたくさんあるように、まだよく解らないメニューや、関係ないボタンは操作しない方が無難です。
個人トレーダーの方々が、WEBやSNSで豊富な専門知識や運用の知恵を無料で授けて下さいますが、プロ投資業はやっている仕事がかなりちがうと思いますが、同じアプリ画面を使って日夜売買しているそうです。もちろん参考にすべき良質の情報もたくさんありますが、はじめての株アプリで専門家の情報を真似したり、真に受けて惑わされないのが無難かもしれません。
証券アプリをスマホに入れるには、証券口座を決めなければなりません。
口座を選ぶのは、自宅のインターネット接続でプロバイダを決めたみたいなものかもしれません。コネで余裕で入社・入職が決まったとか、お誘い頂いて断れなかったとか、そういうのもご縁があるかもしれません。あるいは、モバイルのキャリア選びや料金プラン、オプション追加を考えるのと似たような部分があるのかもしれません。広告を見て行き当たりばったりでも、お店のスタッフさんのサポートやおすすめも出会いのうちです。
筆者は、過去にオンラインで銀行口座も証券口座も数社作成しました。
きっかけは、2001年IT講習で講師を担当した「インターネット専科」テキスト(FOM出版)の巻末付録に「インターネット・トレーディング」例が出ていました。講義で「インターネット・ショッピングやインターネット・バンキングの利用経験がありますが、インターネット・トレーディングはまだやったことがありません」と言いまして、詳しい解説等を割愛したのですが、定年退職後の道楽で自宅PCでインターネットをやってみたい、とIT講習受講申し込みをして来られた受講生達に誘われたのだと思います。受講生の中にベテラン投資家さんがいて在宅トレーディングに興味があり、それでインターネット専科に参加されたところだったのかもしれません。至りませんでした。 あるいは、FOMテキストに掲載されている内容なら受講期間3ヶ月以内にトレーディング用の口座を作るものだろう、などとテキストを選んだパソコン講習会主催者(東京都の勤労福祉協会:当時)にお誘い頂いていたのかもしれません。その当時からPC画面で証券会社のWEBサイトから個人口座にログインしていました。アプリはまだありません。そもそも、世の中にスマートフォン自体がありませんでした。
WEB口座やスマホの普及など、世の中が色々様変わりしたことで、アプリをいくつか比較検討して、現在はそのうちの馴染みのひとつで、運用をたしなんでいます。何年経っても初心者レベルです。ちなみに、使用していない他の口座は解約していませんが、口座の残高0円でからっぽにするようにしています。
たとえば、別口座から公開株を買付けしてすることは可能なのですが、証券取引所(東証やマザーズなど)で、同じ名義人が別の証券口座から来ている、ということくらいわかってしまうと思います。口座を比較するというのは実験的な発想でほとんどのユーザはあまり考えないかもしれませんが、損する気がするプランとか、使いにくい画面などに我慢して付き合っていることはないと思います。そもそも各アプリで取引き手数料の仕組みが異っていて、各社で独自のファンドを作っていたり、海外株の取引き等に相違があったり、各社でサービスを競っていると思います。アプリで気軽に比較検討できたとして、ゆくゆくは、いずれか口座を絞り込んだ方が運用しやすくなることと思います。