人気が出ると明らかに値が上がる、値上がりが目立って買いたい人が集まってくると取り引きが活発になって景気が良くなる言われています。
バズる、「出来高」を見ます。
人気とは、必ずしも評判が良い会社名という訳でもなくて、悪いニュースで、気の毒なので賽を投げてやる、投資家の良心が集中するらしいのですが、一時的に上昇するのを経験するときに、上昇の気配が期待できます。資金繰りに困っていたという株式会社が証券取引所に「上場(じょうじょう)」して公開に至って、資金を募るわけですから、皆おなじような考えでやるだろう、オンライン株主仲間の気配が察知できるのかもしれません。
気配とは、申し合わせたように同じことを感じている人が多いとき、
今日は寒そうだから、上着を着て出掛けよう、
雨が降りそうだから、今日は傘を持っていこう、 駅に着いて電車に乗る時、なるほど長傘を持っている人が多い、
お買い物から早く帰って、外に干している布団や洗濯ものを取込まなければ、等など
値上がりしそう、値下がりするかも、などという予測は難しいですが、ニュースや広告宣伝が目に留まって興味を持つことがあります。証券会社のアポイントで担当営業さんから直接誘われた銘柄で買い手を集めたときに、一時的な値上がりを試みるテクニックがあるそうですが、また逆に大幅に値が下がるとき、投資経験が豊富な大口の投資家が売って、引いてしまう時に 「空売り」で値を戻すという対策などがあるそうですが、価額が早めに戻ると、安心感でまた買い戻し、買い手が集まるそうです。
株アプリの売買取引き画面に、「寄付(よりつき)」とあるのが気になります。「よりつき」と読めないと「寄付(きふ)なのか」と思って、寄付や基金は別の機会でやっているからとか、ファンディング(ファンドing)じゃあるまいし、ファンディングは何に使われているかよく解らないし戻ってこないから、と避けてしまいそうですが、「寄付(よりつき:寄り付き)」~取引き時刻が始まるまでに「買い」や「売り」の注文をして、始値(はじめね)での取り引きになる、その場合に「寄付」を押しておきます。売買注文をしていて、日中気になると仕事に集中できなくなりそうなので、寄り付きで注文すると、決まった時刻に上がったか下がったか、約定したかどうかが解るので、使えるかもしれません。
普通、前日の終値(おわりね)を参照して、前日の続きから始まりそうなものですが、朝一番から思いがけず高値で取り引きが始まっていたり、予測より下がっていて売れていない、などの場合があって、寄付をかわされてしまう事が結構あります。日本株の取り引きでは、朝9時の寄付(よりつき)が当たらなかった場合、昼休憩のあと12時半頃にもう一度午後(後場)の寄り付きに掛かるそうです。あまりに期待外れだった場合は、注文の修正や取消で解消して、仕切り直しできます。
相場(そうば)、円高・円安、為替レートなどと、専門的な言葉で値動きする仕組みがある上で、株アプリに気軽に投資ができてしまう、身近な値動きからちょっと考えてみました。
お気に入り商品ブランド、よく行くお店、お買い物感覚で銘柄選びをする人がいるかもしれませんが、毎日スーパーのチラシを見ていて、特売を目当てに買いに行くと、八百屋の野菜の値段が毎日の様に変わっていて、旬の美味しい野菜は新鮮で量もあって、安い。夕刻に賞味期限の値引きラベルが貼られていると、さらに安くしてくれます。
道端のサービスステーション、ガソリン代の電子表示看板、価格が毎日変動しているのを当たり前の様に見ています。給油したい時に、ガソリン代が安いとは限りません。必要ならば価格に関わらず給油しておかなければなりません。セルフスタンドでは、リッターや金額がボタンで選べるので、価格が高めの日には満タンにしないで様子見、遠慮なく、マメな調整なども可能です。
株アプリには、セルフスタンドにあるような金額指定、手持ち残高の買える株数を逆に試算するメニューなどはありませんので、そういうものかもしれません。
値上がりそうな時に「買い注文」とすると、現在の取引き額から下がった金額で集中しそうな気がしますが、安く買って、高く売って、利益を出す、などと考えるばかりではないみたいです。お気に入りやお付き合いが順調な銘柄を、なるべく安値で買おうなど、失礼かもしれません。主要な取引先から優先的に売買されるとか、常連さんが「言い値で買う」指値で大口の株取引きがあったり、ご無沙汰の名前をリストに見つけたり、またわりと高値で新規で初登場などの手続きがあったりするのかもしれません。優先的にそっちの方に値が動く、買おうかどうしようか迷っている取り引きなど、一掃されてしまいそうです。スポーツの試合で、勝った選手が試合後に、寄り付くファン達が手にするボールやTシャツなどにサインする時、限られた時間内に手近なところから交流して、順番にとはいかず、手を伸ばしてくれる上の席や、傍らから割り込む人、見たことがある顔だと気付くと愛想が良くなりそうなものですが、出来るだけ多くのファンの要求に応じたいなら、新顔の方にファン・サービスをしていたり、と考えられることはありますが、誰か人の手で取り引き作業を行っているならその限りかもしれませんが、システムが自動化されているのが当たり前の最近は、AIがそういうファン連中を識別して社内の掟に沿って瞬時に判断して自動処理をやってくれていたり、とすると、値動きは偶然の現象なのか、作られているものなのか、一喜一憂の諸因であることには違いありません。
寄り付きの場合はというと、システム上で前日15時引けての未処理がまだ残っていて、翌朝1番の価額に影響するのかもしれません…
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さて、各社の運用などは担当者で引き継ぎ、やり方はそれぞれ、担当の社員さんや役員席のデスクで手入力で日次処理対応している場合もあると思います。チャートの動きが見やすい曲線にならず、締めの時刻に表示されるなどは手作業が考えられます。運用を自動システムに一任して、コンピュータ処理している場合、同じシステムを他社銘柄でも使っているかもしれません。日経平均やファイナンス業界の値動きを基準にチャートを比較して見ていると、値上がり値下がりが真逆で、周回遅れに感じる銘柄も見られますが、日々マイペースでよいのかもしれません。
某社内でアカウント管理をしていたときに、社員アドレス帳の順番が、自社株の持ち株数で決まっていて、或る日変更の操作を依頼されたことがあり、役員席の持ち株売却で順位が変わりました。移転や相続、ご子息ご令嬢様の受験や留学などの折りにあるらしいです。
また某社内では、法人口座の運用を担当していた委託トレーダーさん達が、個人名の株アプリで株取引などの売買を経験していなかったらしい、などと聞いたことがあります。法人の取り引きと、個人の取り引きでは、考え方がまったくちがうらしいです。
単元未満株が売買できる銘柄がありますが、1単元が100株なので、通常なら1箱100個入りの商品を箱単位で取り引きしていたものの、箱をバラして1個でも買える、個買いができる仕組みです。証券会社の持ち株の単元箱を開けて、未満株の注文が来るとき都度、端数の未満株を入れ替えててくれているのか、単元未満を集めて1箱分を作ってくれているのか、株アプリで、新NISAで、単元未満株が指値で売買できるようになり、各銘柄の株主リストに載ってくるのだと思います。(積み株でも同様のようです。)株取引の人気が上がれば、今後、株価上昇傾向が期待できると思います。
通常は単元で売買しますが、個人投資家にしても、1単元100株では「ご登録」感覚、持ち株が10単元1000株以上でなければ株主仲間で通用しないかも、などなどと聞きますが、株アプリで実際の売買を体験して投資を続けているうちに、どこの銘柄(会社)の株主になるか、いつも情報を追ったりして応援したい会社が決まっていくものかもしれません。
ところで、新NISA口座で売買していて、現時点でNISA買付可能額が5千円位残っています。せっかくの非課税制度ですから今年の分を使い切ることを考えますが、 単元未満株を探して指値で買い注文、年末までにNISA買付可能額を0円にすることができるでしょうか。