秋晴れの今週末、東京大手町・和田倉門から、紅葉の皇居坂下門~乾門、北桔梗門~皇居東御苑(江戸城址)~大手門を散策して来ました。大手門の出入口付近のおみやげ屋さんの向かいにに開館している「三ノ丸尚蔵館(有料)」にも立ち寄り、たまたま館内受付で当日券料金を支払い、記名なしで気軽に見物することができました。記帳されたいなら時間指定のWEB予約チケットがおススメ、事前にスマホ画面のQRコードを準備します。
昨年度大手町界隈に勤務していた時期に、オフィス内にいてふと自分の脳ミソの中に、宮内庁の庁舎ネットワーク等に関する情報が浮かんできたのが気掛かりでした。かつては、東芝さんが公務や宮内、議事堂などの保守を勤めていたところまで知っていたのですが(漆黒のスーツ姿で厳かで恭しく、技術者は東芝、パソコンはNECでした)、その後システムバージョンアップで公務のPCは一太郎が消滅、モバイル活用の普及の影響で、各ベンダーも様変わり、現状どうなっているのか案じていたところでした。紅葉の乾通りが9日間一般公開されるというニュースを知って、一度訪ねてみようかと、実際に自分の目で見て来ることで (宮内庁舎など)非日常的な煩わしい妄想から解放されるかもしれません。
乾通りは無料で入場できますが、坂下門の手前のテントで、荷物検査と身体チェック(係員が金属探知機をかざす)を受けて門をくぐり宮内庁前を通過して内堀沿いを乾門まで、一方通行ですがのんびり歩くことができます。写真撮影は自由、撮り放題です。乾門を出て、少し歩くと、北桔梗門(江戸城址の裏側)から再入苑、再度荷物検査がありますが、皇居外周を行くより地下鉄駅方面へ、近道になります。
大手門を出た辺りでいったんスマホアプリの歩数計を見ると、1万歩未満でした。 北桔梗門を入って、江戸城址天守台~本丸公園~二の丸庭園を経由して大手門まで突っ切るように歩いたのですが、苑内をどう歩くかで1万歩くらい軽々と突破してしまいそうです。
スマホの歩数計アプリで日々歩いた歩数を見る習慣、歩行の習慣がすっかり身について2年足らずなのですが、
自転車が故障しても、
自家用車がリコール修理要の通知が届いても、
「歩く」ことが習慣になっているので、たいてい大丈夫です。
じつは数年前の健康診断で、人生初の特定健診(40歳以上のメタボリックシンドロームのリスクチェック)で基準値を上回り「保健指導」の対象、半年のメールサポートを受けることになりました。健診当日に、身長体重、腹囲、血圧測定などの結果でもう、保健指導の担当者の女性から直接お声が掛かってしまいました。早速、問診を受けることになったのですが…
まず、減量の目標を決めます。
手渡されたプリントには、「無理せず、月に0.5kg程度がオススメススメです」などと書いてあります。
また、体重1kg減量することで、お腹周り(腹囲)1cm減になるらしいです。
サポート期間は6ヶ月です。
目標 「6ヶ月で、3キロ減」
体重を1kg減らすのに、7,000kcal の消費が必要、とのことです。
ですから、3kg減では、21,000kcal の消費が必要です。
6ヶ月×30日 で 21,000kcal の消費するには、1日あたり120kcal エネルギー量を減らさなければなりません。
指導員の女性が、実行すべき内容を具体的な数値で書き出してくれます。
目標の、1日あたり120kcal エネルギー量 は
◇食事で、230kcal
◇運動で、 70kcal
単純計算で合計すると70+230=400kcal なのですが、1日120kcal 消費するために、実際は400kcal消費する必要があるということなのか、いきなりの保健指導対象の告知でボケっとして上の空で話を聞いていて、質問を怠っていました。あとでプリントをよく見たら、そのように書かれていたというわけです。
◆食事: ご飯 茶わん1/2 炭水化物量でカロリー減
◆運動: 歩行で 4000歩/日 消費カロリー 120キロカロリー/日
ランチ時に外食する時は「ご飯少なめ」と言ってみたり、自宅でご飯茶碗を小鉢にしたり、おにぎりを控えたりしましたご飯の量がが少なすぎて、空腹感が強くて集中できないときは、あとでお腹がすいた時に軽くお替りご飯を食べるのですが、ほうじ茶や麦茶を飲みながら、ゆっくり食事をとることを心掛けました。
歩く習慣は、スマホの歩数計アプリをONにしていつもポケットに持っていて、日々歩数を気にするようになりました。エスカレーターやエレベーターをなるべく使わずに、階段を歩きます。WEBマガジン等でことあるごとに健康に関する情報を見て、良いと思う事はぜんぶ取り入れて、1度やってみることにします。疲れない立ち方、歩き方、階段の昇り方…
足先(つま先)を、膝より前に出さない。
階段上りは、お尻~もも裏を意識して膝に負担をかけない。等など
スポーツジムにエアロバイクがあるので、自転車漕ぎも運動になると思うのですが、さいきん歩数計アプリが自転車の移動を認識しなくなっているみたいで、アプリに毎日のカロリー消費記録を残すには歩くしかないのかもしれません。
勤務先最寄りの駅で地下道を歩いて隣り駅のショッピング街まで歩いて行ってみたり、観光スポット東京タワーや後楽園東京ドーム、寺社や庭園などに立ち寄って散策したり、休日は美術館や博物館、植物園動物園に出掛けたりして、よく歩きました。
毎月、指導員から定期便メールが届きます。
保健指導は、現在の体重(kg)と腹囲(cm)を計測して返信するだけです。それだけですが、効果ありが実証されているそうです。以前に派遣で某所の健保組合に勤務した折、保健指導員の方と食事をした機会があり、色々と裏話を伺っていました。保健指導の方は、看護士、保健師、管理栄養士など専門職の方々で、出前健康診断の結果メタボ社員さん数名が選抜され、会議室で面接を行なっていました。1ヶ月に1度、電話が鳴るので通話すると、会議中でも「ウエストサイズを聞かれる」だけとか。何年か経って、今度は実際に自分自身がお世話になるとは…
1ヶ月に1度は、計測しなければなりません。
体重がなかなか減らない時期は、体重計を見るのも億劫なのですが、少しでも数字が減ると体重が見れるようになるので、急な体重増に気付くように、なるべく体重計にマメにのるようにしました。
それだけなのですが、3ヶ月後には数値が減ってきました。
6ヶ月後には目標値の減量達成、ほぼ成功しました。
保健指導が終了して1年位で健診を受診しましたが、メタボの要素はすっかり解消していました。
1年以上経ちますが、「ご飯1/2」「歩行1日4~5千歩」の習慣は続いていて、さらに体重減… 美容体重を目指してみようかと思っている次第です。