空白に割り込み予定を入れない

PC画面のカレンダーで毎日「このあとの予定はありません」と表示されています。
モバイルのリマインド機能は便利だけど、予定を空っぽにしているカレンダーは、予定を書込みするとクラウド共有で予定を盗み読みされて、予定先で先回りの仕掛けなど策略されていたりしたら..などと疑って、実際の予定登録を渋っていたりします。SNSが普及して、オンラインで閲覧できるポスト(投稿)ばかりでなく、買い物履歴やレビューやスケジュール、交友関係などまでWEB上で単純に個人アカウントをたどって得られる情報等を簡単に覗き見されている気配がします。最近セキュリティ対策強化を試してみると、敵方はどうしてもセキュリティ制限を超えたなんらかの方法で、情報を獲得しようと試みる、個人的な情報収集は、ウィルス側が仕掛けて単なる習慣かもしれませんが、職業的で事務的で社会的な仕事より、裏技で難解な手順を経て、情報のつづきが獲得できた達成感、やめられない仕事の類いで中毒性もあり、却って連中の生きがいにつながるのかもしれません。故に、WEBを見ている友達に随時自分の成果を読んでもらうつもりで、マメに書き込みしておけば、というものでもないかもしれません。黙って閲覧しているだけの人達が、なにを知りたがっているのか、なにを企んでいるか、予測できません。

スマホを毎日充電して持ち歩くようになってから、最近手帳などわざわざ持ち歩かなくなったのですが、十数年位前までスケジュール手帳は毎年持っていたと思います。手書きの手帳ならだれにも共有されないし、予定等がどこかに漏洩する心配もないはず。ずいぶん以前に、自転車のかごにバッグを置いたまま、ちょっとコンビニに立ち寄り、1品買って店外に出たところでもう置き引きされていて、幸いなことに約1週間後に盗難された自分の物が戻ってきたのですが、バッグの中の財布の中身も携帯電話もおやつ等も全部ある、と思ったら、手書きの手帳(住所録付)だけが何故か見当たらなくなっていた、なんとも薄気味悪い記憶です。
スケジュール帳に予定を書き込んで、多忙にしているのが楽しい時代があったかもしれません。オフの日は何をしようか、楽しみにしているオフの予定がずいぶん前から書き込まれていて、しっかり休養していないかもしれません。オフの日のスケジュールは空白にしておいて、目覚めて「さて今日はなにをしよう」と、朝目覚めてからそのあとの予定をのんびり考えながら過ごしたら、お休みの日の貴重な時間を有意義に活かせるかもしれません。

さて、カレンダーに色々と書き込むべきスケジュールなど頭の中に入れてあるし、今日の日付や曜日はちゃんと認識しているし、そんなこと自分で出来る、自分の予定は自分の都合で調整すればよいわけです。経験している手続きだと「アレならすぐに終わるはず」と、軽く考えがちです。

ついでに、ちょっと立ち寄ってみよう。

ちょこっと予定があるだけにしても、予定は予定で、その日優先したい予定は、キホン、動かさない方がよいかもしれません。ちょこっと予定の前に空き時間があるから、別の予定を入れておくとか、優先されるべき予定のあとから、時間前に割り込むのはあまり共感できません。

そのあとのメインの予定が狂うかもしれないからです。

宅配便の時間指定を午前中とか、そういう予定なら大丈夫です。宅配の時間指定は正確で信用できます。また置き配サービス等も充実しているので、悪天候でなければ当日中に予定の荷物は受け取れる仕組みになってきました。また、待ち時間は掃除になるとか、食事やお茶、おやつを買いに行きたくなるとか、予定表に書かない行動なら、待ち時間や移動時間のうちです。

あとから割り込みした予定について、憶測することなく時間つぶし程度に軽く考えていて、空白の時間を無駄なく有効に使おうと思っただけなのに、「なにが起こるかわからない」、世の中には考えに及ばないことがあるもので、単なる時間つぶしのつもりで割り込みした予定のせいで、肝心の今日の予定時間が迫りくる事態に陥って、どうしよう、慌ただしくなって、容赦なく襲いかかるプレッシャーに、とても冷静ではいられなくなってしまいます。

元々の予定表のちょこっと予定に間に合わなくなる、時間つぶしのサブ予定がメインの予定を潰しにかかります。元々予定していてた事の方に気が向かなくなり、計画がおろそかになってしまうかもしれません。待ち合わせなど相手がある予定の場合、予定の事前に改めて連絡をとりあう必要が起こることがあります。通信して連絡をとり合う時点で、改めて日程・予定の組みなおしになっているかもしれません。また、どちらかが移動の交通機関の遅延で予定時間を過ぎると、たとえ数分程度でも待ち合わせ予定時刻を1秒でも過ぎると「待てる」「待てない」の分岐が発生します。連絡をとり合うことが出来ても、すでに時遅し、という予定もあるらしいのです。

そんなわけで、予定のある日に別の予定を追加するには、元々の予定が終わってから、そのあとに予定を追加する方がいい。

元々の予定が、いつ頃終了するか、決まっていない、決められない予定もあるかもしれません。1~2時間位で終わるだろう、と憶測して2時間後に別の予定を入れてカレンダー登録してしまうと、やはり予定が大幅に狂うかもしれません。

ミーティングや日帰り出張、片道時間、用件はイベント開始時刻~終了時刻だけで終わるはずだけど、移動時間の前後1時間位は余裕をみて、とくになにも予定を入れないで、充分に時間を空けておいた方がいい。予定を待つ心構え、予定通りに滞りなく予定が終わる予定、すべてうまくいくかどうか、まだわからないからです。

また、二度手間になるからと無駄な時間を省くことを考えたり、時間だけではなく、交通費を2倍かかるし後日に同じ場所にわざわざ出直すのもと、同日に予定を詰め込んで複数の予定を実行する、楽勝、と思うと予定を組んだもの勝ち、と思うけれど、交通費を浮かせる分、じつは急がしすぎるかもしれません。

2回分の予定を一度で済ませようとするとき、簡単には受け入れられないかもしれず、結局また後日2回目に当たる予定を組まれたりして、結局2往復するのが予定を完了する術(すべ)なのだと気が付きます。前回1回経験している道順なら、2回目は緊張感が緩んで楽かもしれませんが、1回目を経験していることで2回目のミッションはスキルが上がります。

予定は、予定通りで日程をクリアできるわけなのです。

WEBフォーム自動登録、添付メールや印鑑や筆記で書き込む書類なども郵送で手続きが完了するシステムもありますが、わざわざ外出して予定をこなさなければならない場合、その場所で本人が自署で記入して手渡しする必要があるなど、直接やり取りする以外に完結しない用件があるのだと思います。その場所に出向かなければ、知りたい肝心な情報がもらえない、などというケースも必然的にあると思います。日時を間違えずに出掛けて、当たり前のことを当たり前のように済ませなければなりません。

あるいは手続き簡略、手書き書類も印鑑も不要、WEBで予約完了、など外出不要で簡単だったと思っても、簡単な手続きを経て自分自身がとあるデータベースに登録・更新される際に、大きな金額が動く場合や、その日以降に自分の身辺の何かが変わる場合などは、侮れない予定だと思います。