「お休みの日は、なにしてるんですか?」
「休みの日は、休んでますよ」
休みの日といっても、夜更かししたり朝寝坊したり、ゴロゴロと惰眠をむさぼるカウチな日ばかりではありません。仕事自体がハマりもので、フレキシブルに「好き」に没頭できる仕事に関われるならば、仕事も休みもなくマイブーム、日常的にぶっ通しで仕事絡みにとらわれているのではないかと思います。ですが、せっかくの休日ですから。平日勤務中に直接関わっているデータや専門用語からしばし解放され、お気に入りの音声とか気の合うビジュアルのアプリゲームを使って、やっぱり頭を働かせているかもしれません。頭の回転を止めないように心掛けていて、脳ミソを緩めたりして怠けさせると記憶がぼんやりボケっと薄れてしまって、起きて活動している時間に、日常的な楽しい気分が失せてしまうからです。「休日はあの続きをやろう」と楽しみにしていたり、予定がない休日には、仕事に代わる他のなにかに集中したくなり、なにかを探していたりします。身体を休めたりしながら、なるべく脳内が忙しくならないように、休んでいい時間なのだと思います。
通勤して1日7~8時間働くスケジュールは大まかに管理されていて、勤務時間の途中に、1時間位の食事休憩が含まれています。7時間勤務の場合、午前に3時間働いて1時間位昼休憩、午後はあと4時間勤務しなければならなくて、2時間位働いて「3時のお茶の時間」で小休憩、そのあとまた2時間働いて…
1日7~8時間週5日働くというのが当たり前で仕事中心の生活で、休日の過ごし方で仕事のストレス解消ができれば理想的ですが、休日が本番で、休日に活動する(遊ぶ)ために働くのだとしたら、お給料や報酬が、休日に計画している活動にお金がかかっている、ということかもしれません。
お金があれば、思いどおりに遊べると思うのですが..お金が足りないからストレス解消にならないというのでは、休みの日の過ごし方がジレンマで、せっかくの休みの日に気が休まらない気がします。
もっとお金が儲かる仕事をするか、
もっとお金がかからない休暇を計画すればよいのか、
(月)~(金)通勤で(土)(日)(祝)が休暇という連中が、(金)曜日に、週末まで「あと1日、がんばろう」などと励まし合ったりしているらしいですが、週明け月曜から金曜まで休まず走り続けていなければならない様な印象です。当たり前の社会人とは、凄い人達なのだと感じます。
とあるコールセンター受電の職場で、お客様からのお問合せ対応する際に事前研修OJT有り、多少知識が必要で、詰め込み研修明けで着台した本番の受電の頃から、シフト出勤日に顔を見せなくなる、曰く、まだ自信がないので実際のシフト日は休んでいて、シフト外の休日に「練習に来た」と言って出てくる、風変りなスタッフさんがいました。前職フルコミ営業でリベート報酬でご活躍だった方なのかもしれませんが、フレキシブルに、朝もゆっくり自分のペースで仕事に来て、気分がのってきたら遅い時間まで頑張っていたりして、残業にはならないはずですが、電話の向こう側のお客様がクドクド・ガミガミといった反響次第では、わりとすぐに座席から消えていたりして…
ふつうはやらないし出来ない勤務態度にしても、そういう経験があるから、自然体で強気な姿勢、やったことがない事は、職場で発揮できないかもしず、仕事は仕事なのかもしれません。
テレワーク(在宅ワーク)用PC端末が定着して、仕事をしながら、休日にやらなきゃと思っていたことが在宅で並行してやれるし、逆に、休日でも在宅で仕事ができてしまう、要領がよいのかどうか、またジレンマに陥るのかもしれません。
オフィスワークでは、水分補給のドリンクやトイレで離席などは、手元の仕事のキリがよい時にいつでも「休憩してください」、それでよいのだと思いますが、時間帯が管理されていて離席するのに理由を言って断わらなければ抜けられない職場などで、わざわざ休憩時間と言われると、休憩時間=喫煙タイム、という喫煙人達のための休憩時間ではないのか、と思ってしまいます。最近は、オフィスビル内に喫煙所がない、真冬の寒い時期でも建物外で休憩とか、室内の喫煙室があっても電子タバコ専用室に変わっていたり、喫煙室も入室カードでチェックされていたりで、勤務中の喫煙を職場のルールでずいぶん制限される次第、それでも休憩時間は喫煙で、タバコを買うために働くのだろう、とくに闘っているという風ではなく、やっぱり凄いな、と思います。