信じる、 信じられない、信者じゃない

車検前に、リコール通知の無料修理を済ませ、
車検前に、タイヤ交換して、
車検をクリアしたところで、2月中の空き日程、ちょっとドライブ旅にでも出掛けようかと。

1週間予報がぜんぶ晴れマークだから出掛けようと決めたんだけど、
西日本の地方から春の便りが聞かれる頃、と思ったんだけど、
2月はまだまだ冬、雪が降るんだって、雪が積もるんだって、、

高速道路のドライブパスとか、ビジネスホテルのアプリ予約を使っても、なるべくチェーン着脱などあまりに余計な事で消耗したくないし…

道中、天気予報ばかりに気をとられていました。ちなみに、粉雪がちらついていても、路面に雪が積もっていなければ雨雪、天気は「雨」と表示されていました。山深い土地を切り拓いて高速道路が通りますので、平地では好天でも高速道路は悪天候で、雪道50キロ速度制限が避けられないというエリアがありますが、まだ雨天なら、80キロ超で通過して雪雲を避けることができるかもしれません。

それから、通常速度80キロがルールの高速道路で、工事中で車線規制50キロ制限中で、高速道路で50キロとはどういう意味なのだろう…
最低速度50キロという意味なので、それ以上の速度ならよいのかどうか、ちょっと迷いつつ、周囲のクルマの流れに乗りつつ、速度50キロ制限がルールの場合に80キロだと30キロオーバー、100キロスピードだと50キロオーバー…などとふと思い、いちおう一旦ブレーキ踏んでメーターで80キロ未満の辺り減速するんだけど、この先工事中の看板を見てしばらく、傍らにパイロンが並ぶ下り坂になるとスピードが出てしまう、路肩側で工事中の人が旗持って振って走行車線の路上スレスレに立っていたりして、50キロ程度でソワソワ走られるより、スピード上げてとっとと素早く通り過ぎて欲しいんじゃないだろうか、とか。
パイロンを1個1個路上に並べ作業中に出合ったり、 直前まで予告もなくていきなり工事現場に突入していたり。かと思えば、工事現場からさらに2キロ位先まで、もう工事でもなんでもないのにずっと50キロ制限が続いていたり。

それからその先間もなく、大型等以外120キロ区間、50キロ制限からいきなり120キロに速度回復の表示が出ていたりして、道路に遊ばれているみたいな気分になります。

普段あまり行かない地方まで行って来て、はじめて走る高速道路を走っていると、見慣れない景色とか その土地の地名をよく知らないとかいうだけではなくて、いろいろと不慣れな事が起こるものです。

カーナビがおかしい。

某拠点から次の目指す目的地まで立寄りスポットを経由しながらのルートをだいたい決めていて、事前にルート検索してみると、目的地まで2時間半と出ていたはず、と記憶していて、出発してから2時間位走って立寄りした場所で、改めてルート検索していると、目的地まで2時間半と出てくる… 渋滞しているのかもと思いながらまた走り進めると、カーブが多くなる山道を何台ものトラックと並走して、平日の高速道路は100キロくらいでガンガン飛ばせるし、県境を越え夢中で走行して、また1時間位走ったところでちょっと休憩、気になっていてルート再検索をしてみると、こんどは目的地まで4時間と出てきた… 計6時間半、夕暮れ頃に無事に次の目的地にたどり着いたけど、カーナビで到着予定時刻はだいたい合っていたので、最初にルート検索して見た2時間半というのは、宣伝かなにかだったのだろうか、カーナビ、大丈夫かしらと。だけど、高速ICを下りてから目的地までどこをどう走ったのか、はじめて走行する見知らぬ土地に来ていて、カーナビなしでは絶対に到着できないかもしれなくて、やっぱりカーナビ、信じるしかない旅というのが事実なのです。

一般道に下りて、目的地まで約30分の距離らしいのですが、左斜め方向、そのあと300M先右方向、その先左折、しばらく直進して500M先で右斜め方向… など等、梅の枝のごとく折れ曲がったじぐざぐルートを進んで行きます。カーナビは最速ルートを検索してくれているみたいですが、有名な観光スポットも、カーナビなしの自力ではなかなか到達できそうもなくて、目的地付近に到着しても、まだその姿を現さない、実際そのような場所はないのではないかという噂が聞かれるほどです。駐車場からしばらく歩きます。目的地はどこだろう?同日同時刻に同じタイミングで駐車場に来て車を降りたグループが一群となって歩くので、付いて行けばいい。駐車場から、道が緩く左カーブしていて、見通せるルートではありません。商店や屋台が並ぶ辺りからは、観光スポットの景観です。電車で訪れる観光客と合流して道なりに歩く人達が徐々に増えていくのですが、ここまで来れたと浮かれ気分になってきます…

また、ある街で、高速道路のインターチェンジ入口に入ろうとした時に、「40M先を左方向」とアナウンスを聞いて、路肩の標識「↖高速」を見たので左斜め方向の道に進入したところ、ファーストフード店のドライブスルー入口に入りそうになり、その先は一般道、高速ICに続く道路を走る車が斜め上方に見えていた、まちがえた、ぐるっと周回して反対方面からUターンして高速入口の方を見上げると「高速入口400M」と書いてある、カーナビが間違えたみたいでした。

次の次の街中で高速ICを下りた時の話です。

カーナビ画面が、左矢印を表示しているのに、音声が「150M先、右方向です」などと、左と右をあべこべに喋っていることがある、(都内を走っている時でもときどき、自宅付近で多いのですが)、旅先で、はじめて通る道路で、「画面が左折」で「音声が右方向」だと、ウソでしょ、と強く思って、運転しながら「ウソっ」と思わず声に出てしまう、連続して左と右が間違っている道路では、要注意なのかもしれません。
高架下をくぐり抜けるルートで、カーナビ画面に次を右折と出てきて、路上の矢印を見ながら右折すると、右車線に入らなければならず、充分に減速したまましばらく速度が出せなくなって、カーナビの次の指図を見落とすところでした。すいている道で、前の車に付いて進むことができず、自分の視覚でちゃんと見ていなければ、進路を誤りそうでした。
その時に、先程の街でカーナビが「400M」を「40M」と高速IC入口を間違えたのと同様の現象が、続々と連続で起こりました。目的地がわりと近づいて来たところで、150M先右折の表示が、100、90、80… 50Mになる辺りで1.5キロMに変わります。右折できないじゃん、カーナビ信じられない… カーナビ画面を見ずに、自分で判断して50M先付近で右折しました。その先に無料駐車場入口の看板が見えたので、とりあえず駐車して安堵したのですが、そもそも前の拠点で立寄りスポットに設定していた目的地に着かなかったので、その近隣に出て来た拠点を看板で見て、赤信号待ちに速攻でカーナビ検索していた場所で、駐車場を捉えたわけだったのですが、しばらくクルマから降りずに、その時点でもう帰路のカーナビ設定をやっていました。

「そもそもの立寄りスポット」という場所をカーナビの目的地に設定したところで、目的地まで1時間半と出ている、最寄りの高速ICを下りたところで国道を直進、カーナビ画面が広域拡大になり、真っすぐな道路でちょっとずつ上り坂で、だんだん寂しい山道に向かっていく、目的地はそんな山奥にあるはずがない、と気付いたところで途中Uターン、さっき高速IC出口付近に駐車場付きのショッピングモールが1件あったはずなので、その看板を目指して引き換えしその先の高速IC入口を探して、高速道路で目的地方面を目指すことができたのですが、高速道路経由でも目的地まで1時間半と出てくるし、あの山道を登って行ってその先の山道で国道が一方通行路になっていたら、と考えると、ちょっと恐怖でした。
カーナビ検索するとスポット名が登録されていてカーナビ上のマップに出てくるけれど、実際に行ってみると現地にそのような場所はない、という天空スポットがあるらしいです。以前にその住所にあって移転したのかもしれませんが、わりとよくある事ですが、移転先がなぜかカーナビで検索できないのです。スポット名でなく、現住所で検索すると、正しい現在地を目的地してカーナビに設定できると思います。

カーナビ画面の「走行可能距離」という表示も、役に立ちます。
はじめて走行する土地で高速道を走る場合は、出発前に給油満タンにしておくとなにかと安心だと思います。走行可能距離あと200キロ以上とあって、高速道だし、半日位しばらく走ったところで一気に給油すればいい、と思っていたのですが、高速道~有料道路のところどころにパーキングには、給油所がない、数時間で走行可能距離あと75キロになっていて、どうしよう、目的地まで約60キロ、絶景だけれど自販機のほかになんにもないパーキングのベンチで、しばしスマホマップ検索、次の次の高速IC出口付近にサービスステーションを見つけて、いったん高速道を下りなければなりませんでした…
せっかくのドライブ旅の機会だけれど、冬の山道を通るのは断念しよう、と決めた日で、高速道では立て続けにトンネル道が続き、その山々を越える道路を走っていて、山道同然の思いをしたのでした。

海が臨める絶景スポットのパーキングには、トイレもない。「P」の標識の下に「カメラマーク」、カーナビに設定していない道すがらに立ち寄ったフォトスポットの看板、クルマを降りて散策しようと思ったのですが、晴天で絶景で、強風のスポットで極寒、階段を上ると寒くなってきたので、わりとすぐに退散しましたが、数分で、とても満足したので、その先のはるか先にカーナビ設定していた立寄りスポットを、キャンセルしてしまいました。